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 日々のことをおもむくままに綴っていきます。August.2010

2010.08.31

涼を感じる
涼を感じる
涼を感じる

葉月も最後の日となりました。


昨日、稲刈りの風景を見ました。
トラクターで一気に刈り取ってしまいます。


秋の風物詩の稲のはざ干しも
最近は姿を消しつつ
あるように思えます。

それでもまだまだうだる暑さの続く日々、
「涼」を感じるものを考えてみました。


やっぱり一番は「清水」ですね。
水は涼を誘います。

そして、透明感があって
流れがあるもの。
ゆらめくもの。

またはそう想像できるもの。

「線」ひとつとっても
直線は光をイメージさせるし
波線なら言葉のとおり流れを感じさせる。

イメージすることによって「涼」をたくさん得ることができます。


土ものはずっしりしていて
どちらかというと寒い季節に使いたいかも。

けれど、盛る料理によっては
涼しさを引き立てるものです。
(わらびもちを盛った絵唐津風小皿)
鉄の絵付けは野の草花がモチーフですが
この絵付けは柳の雰囲気にみえますね。




只今、瑞浪芸術館にて
「ピーターアイビー・中神牧子のガラス展」
開催中です。(9月5日まで)



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2010.08.28

夏色

残暑お見舞い申し上げます。


厳しい暑さが続いていますね。
なかなか涼しくならないので
夏を余す事なく満喫できます。

でもそろそろ秋の風が待ち遠しいです。


麻の布を藍染めしてみました。
植物から頂いた美しい色合いです。

太陽の恵みから頂いた
真っ赤なプチトマト。
バジルとオリーブオイルで和えて
生成りの優しい色の器に盛ります。


自然から頂戴した
夏色食卓。

元気になれますね。





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2010.08.18

食文化のひとつ

命の源、食。
守っていきたい食文化。

ここ数年で自然に和食を口にすることが多くなりました。
畑を耕していたこともあり
野菜中心。

一菜一汁の質素な食でも
採れたて新鮮な野菜とこだわった調味料が
あれば満足です。
もちろんたまに洋食や中華も食べます。

懐石からくる和食は
品数が多く、
味を楽しみ、また目で食するものです。

小さな器に
センス良く盛り付けがされているもの。
洋食や中華のように大皿で大胆ではありません。

そこに日本人の繊細なこころ使いや
独特な美的世界を感じます。

古くからある向付は織部の変形のもの
志野の背の高いもの、絵唐津のものなど
各地で作っていたようです。

日頃、家庭では
なかなか取り入れられないかもしれませんが、
一品だけでも
心を込めて
ひとりひとつの器を選んであげる
ことができたら、いいなと思います。

割山椒も向付のひとつです。
花弁の形が特徴です。




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2010.08.09

夏野菜

鮮やかな色の野菜が届きました。 


綺麗な色とは裏腹に
しびれる辛さのハバネロとジョロキアです。 
色といい、刺激といい 
夏の暑さも吹き飛ばす、、って感じですかね。


ただ、こんな鮮やかさは
やっぱり日本の色ではないですね。 

うぅん
それにしても刺激的です。



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2010.08.06

夏の一頁

空と田んぼの色のコントラストが見事に美しい田舎の景色。 
たくさんのとんぼが何もない空間を飛び回っては
尾を上げてひと休み。
こんな景色を日常でみられる喜び。 
完全に老人化してますね。

麦藁帽子をかぶった子供が虫取りあみを持って
はしゃいでいたなら
もっと絵になるのになぁ。
今の時代にはもう見られることも少なくなってしまっています。

地球が誕生して46億年。 
自分が生きてることの不可思議を感じた少女時代。
その時は特に深く追求はしなかったけれど
私は他の誰でもない。
だったら、私らしく、自分の思うまま
生きていこう、なんて思ったっけ。
そんな軽率な考えだけれど、
それが、今の自分のルーツなのかも。


でも、はて本当はもっともっと大切なことって 
たくさんあるのだろうと
今更ながら気付かされる事が多いこのごろです。


自分がこの瞬間を生きている奇跡を考えると 
宇宙ができて、地球ができて 
生命が誕生し、進化し、文明をおこし 
人が生まれるという壮大な出来事が土台にあるということ。


だから「自分らしく」生きることの前提に
生き物に慈悲をかけることが
何よりも大切なんだろうと思います。
感謝です。





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2010.08.03

自然が紡ぐ色合い
自然が紡ぐ色合い

真夏の太陽は容赦なく照り付けて 
愛猫もぐったりです。 
今日も暑かったですね。

ただ、季節は確実に移り変わっていて
夜には秋の虫の音が響いています。

今朝、窯出し。 

魅惑のものが焼きあがりました。 
釉薬が溜まったところは
白、桃色、緑、黄色と
様々な色が。
たくさんの色があるのか、
それがひとつの色なのか、
なんとも言葉では表現しがたいです。
(写真では伝えきれないのが心苦しいですが。)

また光の加減によっても、違って見えます。

人工的には出せない色合いが 
天然の植物や 
高温の火の中から生まれるんですね。

これはまさに「奇跡」!!

自然は人間が想像できないくらい
素晴らしい可能性を持ってます。

自然から頂く美しい色。 
感謝です。


また徐々にUPしていきます。



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