日々のことをおもむくままに綴っていきます。September.2010
まぁ、そんなに焦らずさ、
悩まずさ、
ゆっくりお茶でもしようよ。
今日は雲の流れものんびりで
ふんわり
やわらかそう。
そんな雲が映ってる。
あなたの手の中にあるよ。
お茶も格別な美味しさだね。
写真→藁灰汲み出し湯呑み
(雲のようにふわっとした風合いが特徴です。)
使えば使うほど手になじんで、
ほっとあたたかな気持ちになれるもの。
私の器への思いです。
この思いを感じてもらいたくて、
この度、はじめて個展を開く運びとなりました。
日常で大活躍の器たちがお待ちしております。
日々の器 三浦亜希子展
20101年10月9日(土)〜10月17日
10時〜17時
料理旅館 いち川
岐阜県恵那市大井町95−1
0573−25−2191
http://ichikawaryokan.jp/
どんな色になるのか
どんな雰囲気になるのか
どんな出会いあるのか
大変楽しみにしております。
たくさんの方のお越しをお待ちしております。
今宵の月
白い光で夜を包んでいます。
満月への誘い
私の血も気も
お月様へ吸い込まれそうです。
家の庭で
あかまんまを見つけました。
素朴であたたかいな。
これぞ野の花って感じです。
絵唐津の雰囲気です。
そのまんまでいいよ
って優しく言われてる気持ち。
背伸びせず
ありのままの自分でいつもいられますように。
本当に美しいものは
素材が瑞々しく生き生きとしている気がします。
大量生産と手作りの圧倒的な違いのひとつに
「素材の思い」があると思います。
「素材」の気持ちに耳を傾けて
最大限に生かすことが出来たらなぁ、と
いつも思いながら製作しています。
でも自然相手なので
なかなかその域には到達しません。
そして
素材の思い、作り手の思い、使い手の思い
三位一体にして
ひとつの器は完成する気がします。
原始的で時間も手間もかかる仕事ですが
自然との繋がりを肌で感じることのできる
仕事だと思います。
土の声
くみとってあげれる
作り手になれるように努力したいです。
新月が近づいてきました。
漆黒の空を見上げたら
冬の代表的な星座「オリオン座」が輝いていました。
確実に地球は回っているんだ、としみじみ。
夜の虫の声は
高音でキンとする音。
車で直線を窓全開で走らせていたら
風切る音と虫の音が時空を越えてる感じで
何だかスペースシャトルにでも
乗ってるような
気分になりました。
どこまでも行けそうな気持ち。
宇宙への旅の途中・・・
宇宙を感じさせる赤絵の向付けに
感動したことを思い出しました。
写真の赤絵カップは私の作品です。