daily

 日々のことをおもむくままに綴っていきます。

2011.01.28

季節の足音


雪の中に咲く花
春を告げる息吹

たくましく
ちからづよく
そして、はかない

雪の中から生まれる命
息吹が季節を告げる

さむいからこそ
きびしいからこそ
咲く花

たくましく
うつくしく
そして、せつない

写真→わら灰釉割山椒

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2011.01.24

魅力のひとつ


焼き物の魅力のひとつに
「景色」というものがあります。

例えば
炎が直接当たってできた模様
土の中から浮かび上がった色合い
意図としない指跡
使いこんでできた染み、、など。
主に抹茶茶碗で見られる
自然に生み出される美を
景色と呼んでいます。
日本人が愛した侘び寂びの世界です。

その景色に
遠い郷愁の念を抱いたり
大地の生命力を感じたり
したのでしょう。

今回焼きあがった角皿に
いつかの雪山の風景や
新しい命が宿った姿や
幾重に重なる花弁が
濃淡によってうまれました。


写真→15cm角皿わら灰釉

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2011.01.19

雪の華
雪の華


今朝も瑞浪は雪模様でした。
毎日氷点下の厳しい冷え込みが
続いて凍ってしまいそうです。

でも、
ふと手のひらに落ちてきた雪の綿を見て
その結晶のあまりに見事な形に
心奪われてしまいました。

次から次へと落ちてくる雪を
手のひらにのせて
その結晶の造形の可愛さを見ては
楽しみました。

すぐに溶けてしまうから
必死です。
雪の結晶が何個もまとまって
まさに牡丹ですね。
綺麗でした。

積もっていたふわふわ雪を
パチリ。



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2011.01.18

めぐちゃん


めぐちゃんがやってきたのは
秋の初めの頃。

それは突然だった。

はにかむように笑うめぐちゃんは
生成りのワンピースに
小鳥のような靴
さらっとした長髪で
純朴な女の子にみえた。

でも
彼女の内に秘めたエネルギーは
海底からふつふつと
ゆっくりと
でも確実に湧き上がっていて
清澄な湖ができているようだった。

その純朴さと見え隠れする意思の強さが
土からできる楽器の音色に
似ているなぁと思う。

オカリナは
息の強弱や音程
気温や湿度によっても
音が変わる繊細な楽器。

手のひらサイズだから
旅のお供にいつでも吹けます。


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2011.01.08

冬深々
冬深々
冬深々


冬本番を迎えました。
今日はこの冬一番の冷え込みで
水道管も凍結。
毎朝辺りは霜が降りて真っ白。
庭の芝には霜柱ができています。

空気はやたらに澄んでいて
遠くのアルプスの
陰影がかっちりと捉えられ
まるで彫刻のように見えます。

冠雪した山々は
なんと近くにみえるのでしょう。
こんなに目の前に
こんなに親しみを持てるのは
受け継いでいる血が
近くにあるからなのかしら。

寒さにじっと耐え耐え
愛猫の姿に
愛しさを覚えます。

気候の厳しさは
人を結びつけ
人が集い
ある意味では人を育み
美しい音楽が生まれたり
深い詩が生まれたりする気がします。



冬、深々、、、
今夜も静寂な冬の夜です。



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2011.01.02

迎春 2011


新年、あけましておめでとうございます。

元旦の朝は
一面の銀世界。
日本列島は大荒れの天気だったようですね。

瑞浪は天気が回復して
夜には満天の輝く星空でした。
こころにまでも届く
それはそれは素敵な星でした。

今年は
今までやってきたことに自信を持ち
挑戦していく年にしたいと思います。
また、便利の世の中、
「本物の豊かさ」とはなんだろう
という事をこの日記でも
綴っていけたら、と思います。

皆様にとって素敵な一年でありますように。


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