daily

 日々のことをおもむくままに綴っていきます。

2011.04.29

移ろい


やまぶきの純白な花の咲く頃
山は芽吹いてきます。

その瞬間
この世に生まれたばかりの新葉は
うぶげをまとい
まだ緑といえない緑で
この世のものとは思えないような
神秘性を感じます。

春先は
山桜との共演
色のコントラストが
スキップしてるよう。
そして
段々と緑が深くなり
雨が降ると
更に青くなり
山が丸く迫ってくるように
なります。

そしてこの時季に
田植えが始まります。
冬のあいだ
見放されていたようなたんぼには
水が張り
新緑の山々を写してくれます。
たくさんの虫や鳥が生活を始めます。
一気ににぎやかになる
この季節がとても好きです。

土を耕して
生活していた私たちの祖先。
農耕民族の私たちは
今一度
自分達の足元を見つめなおす時
がきたのではないかと思います。

私たちが踏みしめている大地の
私たちが暮らしている土地の
私たちを見守っている地神さまに
生かされている事を
忘れずにいたいのです。



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2011.04.20

ルーシーリー展
ルーシーリー展


暦の上では「穀雨」
(田畑の準備が整いそれに合わせて春の雨の降るころ)
というのに、昨日は雹(ひょう)が降ったり
朝の冷え込みで霜が降りたりしています。

夏野菜の種まきは
もう少し待っていたほうが良さそうです。

やきものの展覧会を楽しんできました。

私の憧れ、「ルーシーリー展。」
ただいま、全国を巡回中の展覧会は
初期から最晩年までの作品が一同に集結し
見応えたっぷりでした。
また、
珍しい作陶風景の映像が見れてこちらも貴重。

彼女の作品は
中国陶器のような完璧さ、緊張感
朝鮮陶器のような柔らかさ、揺らぎ
日本独特の侘び寂びの世界
どれもわずかに持っていて
しかしどれにも当てはまらず
独自の世界観を持っている気がします。
そこには
揺るがない女性としての強さがあります。
それが魅了される理由のひとつではないかと
思います。

ただいま、開催中
「私の愛するやきもの展」。

どれも個人所蔵で滅多にお目にかかれない
逸品ばかりでした。
ずらりと並んだ大巨匠の作品、
どれも気取ってなく
大らかで実直な
造形であり、絵付けであり
雰囲気を持っています。

「なにげない」シンプルなことに
その人の表現がでるんだなぁ、と
感じました。。
その「なにげない」事は
精進した人にこそできることであって、
すごいことなのです。

瑞浪芸術館にて開催中です。
「私の愛するやきもの展」




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2011.04.14

菌のちから
菌のちから


菌を育てています。

というのも何だかおかしいですが、
発酵食品(ヨーグルト・納豆)
を自分で作っています。

目に見えないマクロな菌でも
生きてるんだな、と
思うのが
その「環境」です。

最も繁殖するのが
42度から45度くらい。
そして、
必ず酸素が必要です。

この条件がそろっていないと
菌は増えてはくれません。

ただ増えなくてもいい雑菌も
入りこんでしまったら
一緒に増えてしまうので危険です。

自分で作った発酵食品は
安心安全美味で
健康にはかかせません。

今年はきのこにも挑戦する予定。
余裕があれば
鰹節も作ってみたいです。



先日の覚王山祭りには沢山の方に
お越しいただきありがとうございました。

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2011.04.08

菜の花


はぐれた色
はみだした形
置いてけぼりのその子も

すべて受け止めたい

そんな大きな器でありたい

無造作に入れた
菜の花
うれしそう

写真→ワラ白釉 ピッチャー

4月9日(土)・10日(日)に
覚王山祭りに出店いたします。
花まつりダヨ 覚王山春祭

種子島のお店「むじょか」の前で
お待ちしております。
むじょか


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2011.04.05

花言葉は希望


遠くに見える
アルプスの山々が蜃気楼のように
ゆらゆら見えるようになったら
春の空気だな、と思います。



人知れず咲いている
ショウジョウバカマ

山好きの母が
群生している場所へ連れていってくれました。

華やかではないけれど
日陰の
かさかさ落ち葉の中から
地を這うように
強く逞しく咲いていました。

花言葉は「希望」。
いまにぴったり、
わずかでも光を望んで
いたいですね。


4月9日(土)・10日(日)に
覚王山祭りに出店いたします。
たくさんの方のお越しをお待ちしております。
花まつりダヨ 覚王山春祭


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