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 日々のことをおもむくままに綴っていきます。

2012.02.09

雪中散歩
雪中散歩
雪中散歩
雪中散歩
雪中散歩
雪中散歩
    

立春が過ぎました。
新たな季節を見つけに近くを散歩。

空が低い日は
音が研ぎ澄まされて
聞こえる気がします。

梅のつぼみへ吸い上げらる水の音
遠くの雪解け水の流れる音
雪の結晶の降る音

あれ?
これ、春の花だ!

いつの間にか緑色が増えてきたんだ。
知らず知らずのうちに
でも確実に
地球は回ってるんだね。

ある人の写真に触発されて
撮り方を真似て
たくさん撮影しました。

自然の音を心で聞けた日は
ろくろをまわす器が
いつもより
優しくなる気がします。

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2012.01.30

日々のしごとの中で
    

朝いちばん、窓から見えるのは
白銀の世界
そんな冷え込む日が続いています。

どんなに着込んでいても
ぶるぶる震えが止まらないです。
でも、春の息吹を感じる時があります。
雪の下には
ふきのとうの小さな命があり
土の中では
厳しい寒さにも負けず尊い命が
動き出そうとする気配があります。

そんな水面下の見えない動きに
今の作業は似てる気がします。
繰り返し繰り返す日々の中で
冬の静寂さと
繰り返し繰り返しこなす仕事が
とても心地よく思っています。

同じことの繰り返しの中から
感じる思いやからだの声
そして自然との対話が
私にとってとても大切なことだと
思っています。




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2012.01.23

お詫び
    

告知していました
1月27日(金)〜29日(日)
 三浦亜希子作品、ぬくもりの器展
は、こちらの都合により延期となりました。
お詫び申し上げます。

予定されてみえた方に
申し訳ない気持ちでいっぱいです。

日にちはまだ未定ですが
お雛様の季節に再度企画する予定でいます。

これからも変わらぬご愛顧を賜れましたら
幸いです。




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2012.01.13

氷点下の芸術
    

’生きているということ

すべての
美しいものに出会うということ’
(谷川俊太郎)


バケツの中にできた氷をみて
美しくて
この詩を思い浮かべました。

’生きているということ
あなたと手をつなぐということ’

「あなた」は決して
人間だけの手ではないと思いました。



自然よ、冬よ、ありがとう。
美しいものには
厳しさと優しさがあるものなんだな


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2012.01.07

2012
2012


新年あけましておめでとうございます。

今年の元旦は山賊地域ならではの
縁起物の自然薯をいただきました。
こちらの定番、青海苔をふりかけて。
自然薯のように
素朴で素直な心を持つこと
そして粘り強く取り組むこと
を誓いました。

昨年は作品を見て頂く機会に恵まれ
たくさんの方に手にとって頂きました。
その出会いに心から感謝しております。
明日の自分につながる1年になりました。


私の住む町、釜戸町に350年前から続く
白狐(びゃっこ)温泉の源泉があります。
温度は25度と少し低めですが
昔むかし、
年老いた白きつねが負った傷を治したと
される湯泉でほのかにかおる硫黄
わずかに見える湯の花
ほんの少しずつ少しずつ湧いてる湯の泡と
何とも控えめでやさしい感じのお湯でした。
今でも産土神が
この源泉を守ってくれてる気がしました。
にほん昔話にもその由来が登場します。
白狐の湯

今年のテーマは「育む」ことです。

白狐の源泉のように
長い時間をかけて
少しずつ少しずつ
丁寧に
自分自身を育むことによって
溢れる感情が作品ににじみ出ればいいな、
と思います。
そして、その作品が
誰かの心の傷を癒したり
どこかの凍てた手をあたためたり
人をつなげたり
長閑なこころになったり
するものでありたいと思います。




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